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商品説明
「鬼の話」「はちまきの話」「ごろつきの話」という折口学のアウトラインを概観できる3篇から始まる第3巻。海・山の民が、里の生活と関わりながら、舞や踊り、文学さらには信仰にいたるまでその文化を発展させていったことなど、柳田民俗学と一線を画す論が興味深い。さらに、“みこともち”の概念にふれた「神道に表れたる民族論理」ほか、天皇の即位儀礼に関する画期的論考「大嘗祭の本義」も所収。
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収録内容
1 | 鬼の話 |
2 | はちまきの話 |
3 | ごろつきの話 |
4 | 雛祭りの話 |
5 | 桃の伝説 |
6 | まじないの一方面 |
7 | 狐の田舎わたらい |
8 | 桟敷の古い形 |
9 | 稲むらの蔭にて |
10 | 方言 |
11 | 雪の島 |
12 | 三郷巷談 |
13 | 折口という名字 |
14 | 神道に現れた民族論理 |
15 | 大嘗祭の本義 |
16 | 能楽における「わざ」の意義―「翁の発生」の終焉 |