商品説明
行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交錯する東南アジア。人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あいだ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。
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収録内容
1 | 第1部 「社会」のかたち(国家のだまし絵―中国人ムスリム移民が反転する国家像 |
2 | 重なり合う村落と都市 |
3 | 移動の伝統) |
4 | 第2部 生を問う(双方制と親縁性の文化 |
5 | 結婚と家族の多様性と変容 |
6 | 人 |
7 | 表象としての「女性」 |
8 | 高齢者像の変貌―インドネシアの事例を中心に) |
9 | 第3部 「あいだ」の世界(商いの文化 |
10 | 東南アジア社会における紛争・暴力とその処理 |
11 | 消費社会 |
12 | 「遊び」の領域) |
13 | 第4部 宗教の現在(信仰の軸線―東南アジアにおいて「宗教を信じる」とは何を意味するか |
14 | 世俗と宗教―タイのムスリム社会を事例に |
15 | 宗教の現代的想像力―フィリピンのカトリシズムから) |