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商品説明
三陸の漁師たちは海で生活してきたのではなく、海と生活してきた。今こそ、津波に何度も来襲された三陸沿岸に生き続けた漁師の、運命観、死生観、そして自然観に学ぶときではないか。「海と生きる」という意味を考える。
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収録内容
1 | 1 三陸の海から(三陸の海と信仰 |
2 | 三陸の歴史と津波―海と人のつながり |
3 | 「東北」の過去から未来へ向けて―津波と三陸沿岸をめぐって |
4 | 津波と生活文化の伝承 |
5 | 自然災害から回復する漁業集落の諸相―東日本大震災と三陸漁村 |
6 | 三陸大津波と漁業集落―山口弥一郎『津浪と村』を受け継ぐために) |
7 | 2 漁師の自然観・災害観(海の音の怪 |
8 | 津波と海の民俗 |
9 | 魚と海難者を祀ること |
10 | 災害伝承と自然観) |
11 | 3 海の傍らで津波を伝える(津波石の伝承誌 |
12 | 津波碑から読む災害観―人々は津波をどのように捉えてきたのか |
13 | 災害伝承と死者供養 |
14 | 津波伝承と減災) |
15 | 4 動き始めた海の生活(「情けのイナサ」を再び―仙台市若林区荒浜の漁業の再興 |
16 | 和船の復元と漁労の復興―閖上と歌津 |
17 | 海は一つの大きな生き物である) |