本/雑誌
帝国・国民・言語 辺境という視点から
平田雅博/編 原聖/編
2530円
ポイント | 1% (25p) |
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発売日 | 2017年03月発売 |
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商品説明
帝国あるいは近代国家においても、その領域には複数の政治体やネイション(国民・民族)が暮らしており、複数の言語が話されていた。ましてそれぞれの辺境地域では、より錯綜した多言語状況が存在していた。統治する側は、そうした地域の多言語状況をどのように捉え、対応したのか。そしてそこに暮らす人々にどのような結果をもたらしたのかを、検証していく。
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収録内容
1 | 帝国・国民・言語―辺境という視点から |
2 | 第1部 帝国と言語(スペイン帝国における言語をめぐる政治―ネブリッハの夢と現実 |
3 | なに語で授業を受けるのか?―ハプスブルク君主国の教育制度と辺境都市 |
4 | アイルランド語の緩慢な死―中世から現代までの「長期持続」的観点から |
5 | 第一次世界大戦前のドイツの国境地域、植民地と帝国日本―学校教育にかんする視察と報告を中心に) |
6 | 第2部 国民国家の「辺境」と言語(アルザス・ユダヤ人の「同化」と言語―一九世紀前半の初等教育政策を例にして |
7 | ポーゼン州のドイツ語―歴史的地域の失われた言葉を考える |
8 | ドイツ人とポーランド人の狭間に生きた人々―マズール人の言語・宗教・民族的アイデンティティ) |
9 | 第3部 前近代における文化移転と言語の形成(西欧における諸言語の形成と文化移転―ケルト諸語を中心に先史時代から中世初期まで) |
10 | 言語をめぐる歴史研究―西欧近代の言語社会史 |