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商品説明
大国として台頭し、活動をグローバルに拡大させている中国。その存在が浸透しているフロンティアでは何が起き、それがどのように語られているのか。ザンビアやマラウイなどのアフリカ諸国、中国と隣接する東南アジア、台湾と中国の狭間に位置する金門島などを訪ね歩いた研究者が、現地の目線で「ふくらむ中国」を見つめ直す。
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収録内容
1 | フロンティアから中国を考える |
2 | 第1部 アフリカの中国人、中国のアフリカ人(アフリカの「保定村」物語―中国人農業移民 |
3 | 広州のアフリカ人街―中国に進出するアフリカ商人とその苦衷 |
4 | 雑誌『非洲』の世界―中国の“公共外交”) |
5 | 第2部 マラウイはなぜ中国を選んだのか(マラウイと中国の国交正常化 |
6 | マラウイと台湾の断交) |
7 | 第3部 溢れ出す中国―周辺外交の舞台(中国・ASEAN南寧博覧会参観記 |
8 | 二一世紀の援蒋ルート―雲南・ミャンマー国境 |
9 | 東チモールから見る中国―マカオ・フォーラムと葡語スクール) |
10 | 第4部 中華圏の内なるフロンティア―金門島から見る(金門島の経験した近代 |
11 | 金門アイデンティティを求めて) |
12 | 運動体としての中国をとらまえること |