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商品説明
1978年にカリフォルニア州の住民が住民投票を通じて行った減税運動「納税者の反乱」はなぜ起こったのか。本書はその政治経済的背景を考察し、後のカリフォルニア州財政への影響を検討する。カリフォルニア州は政府規模を抑制し高い経済成長を達成しえたのか、それとも政府規模の縮小により公共サーヴィスの劣化が発生したのか―直接民主主義を通じて、住民が地方政府と財政をどのように変えうるのかを探る。
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収録内容
1 | 「納税者の反乱」が広げた波紋 |
2 | 第1部 カリフォルニア州の制度構造(州の政治経済と財政 |
3 | 地方政府の財政と財源調達) |
4 | 第2部 「納税者の反乱」と現代カリフォルニア州財政史(財産税を巡る反税運動と納税者の反乱―1960~1970年代 |
5 | 納税者の反乱後の税財政構造の変容―1980年代 |
6 | 冷戦後の経済不況とオレンジカウンティの破綻―1990年代 |
7 | ドットコム・バブルの崩壊と知事のリコール―2000年代前半 |
8 | リーマンショックと財政危機―2000年代後半) |
9 | 直接民主主義と財政 |