本/雑誌
シリーズ刑事司法を考える 第1巻
指宿信/〔ほか〕編集委員
3960円
ポイント | 1% (39p) |
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発売日 | 2017年03月発売 |
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商品説明
事件の被疑者・被告人の自白や、被害者・目撃者たちの証言、いわゆる「供述証拠」は、裁判の有力な決め手となる一方、数々の冤罪を惹き起こす温床にもなってきた。いま、「取調べの可視化」が進み、裁判員裁判も行われるなかで、どのような課題が生じているか。従来の法実務の到達点と限界を見据えたうえで、心理学の知見も取り入れながら、具体的なケースに即して「供述の問題」を考える。
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収録内容
1 | 1 問題としての「供述」(法の視点から「供述問題」を考える |
2 | 任意性・信用性判断の到達点とその限界 |
3 | 供述分析と心理学的合理性 |
4 | 供述採取過程の可視化と犯罪の証明) |
5 | 2 供述はどこまで正確か(虚偽自白はどのようにして生じるのか |
6 | 間違った目撃・被害者供述はどのように生じるのか |
7 | なぜ無実の供述が軽視されるのか―「不自然・不合理」判断の闇 |
8 | 訴訟能力が疑われる人々の語りをどう読むか―訴訟能力の鑑定と供述分析と本人の意志尊重と) |
9 | 3 供述から何を読み取ることができるか(供述分析―体験者の語りと非体験者の語りを判別する |
10 | 供述の信用性判断と供述者の心理特性 |
11 | コミュニケーション分析―やり取りに現われる体験性/非体験性 |
12 | 供述の危険性をどのように伝えるか―裁判員裁判における専門家証人 |
13 | コンピュータを用いた供述の可視化とその分析) |