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商品説明
ガン、五輪の闘いのすべてをここに書き残すことにした。私はいま、二つの闘いを進めている。一つはもちろん、東京オリンピック・パラリンピック競技大会を成功させる準備。もう一つは、私のガンとの闘いである。(中略)新しい治療薬の効力がなくなれば、この世とのお別れになる。私のこの闘いの軌跡をこのまま墓場に持って行くのは、あまりに虚しい。(中略)この闘いの中で知り得たこと、記録に留めておくべきことは書き残しておきたい。それで、あえて「遺書」としてまとめた。 ―――「はじめに」より ガン、そして東京五輪への闘いを目の当たりにする驚くべき事実の数々。覚悟を決めた元首相が全てを綴った壮絶な一冊。
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収録内容
1 | 第1章 私と東京オリンピック―招致活動から組織委会長へ(メダリストのパレードの陰で |
2 | JOCではオリンピック招致はできない ほか) |
3 | 第2章 すべてラグビーから学んだ(スポーツと父の教え |
4 | 小学生時代は野球に夢中 ほか) |
5 | 第3章 ラグビーW杯の招致と期待(大西先生からの手紙 |
6 | 非業の死 ほか) |
7 | 第4章 マスコミにあれこれ書かれたけれど(かえって政治不信を拡大 |
8 | 国歌独唱か斉唱か ほか) |
9 | 第5章 小池流「見直し」とは何だったのか(オリンピックを冒涜してはいけない |
10 | お粗末だった上山「提言」 ほか) |
11 | 緊急追記(二〇一七年三月二十六日) |