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商品説明
大野晋「仮名遣の起原について」、安田章「吉利支丹仮字遣」、亀井孝「“準かなづかい”をめぐる動揺くさぐさ」を「追実験=トレース」し、さまざまな問題について考える。国語学、日本語学は「かなづかい」をどのように採りあげ、そこにどのような問題意識を投影してきたのか。
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収録内容
1 | 序章 論の継承と展開(本書の目的 |
2 | かなづかいの定義 ほか) |
3 | 第1章 大野晋「仮名遣の起原について」―カノンとしての定家(かなづかいの起原 |
4 | 分析方法 ほか) |
5 | 第2章 安田章「吉利支丹仮字遣」―二つの「modo」(仮名勝ちに書かれた文献 |
6 | どのようなキリシタン用語を使うか ほか) |
7 | 第3章 亀井孝「“準かなづかい”をめぐる動揺くさぐさ」―「準かなづかい」を精査する(「ドチリナキリシタン」の諸本 |
8 | 「定家かなづかいの伝統」とのかかわり ほか) |