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商品説明
進む社会の分断。台頭する排外主義とポピュリズム。基本的人権・民主主義という我々の拠って立つ価値が足元から揺らぐ今、不安と絶望を乗り越えて社会を再構築する一歩は、「私たちはどこから来たのか」を知ることから始まる―サブカルチャー、社会問題からアカデミズムまで、戦後日本の変容を鮮やかに描ききった、宮台社会学の精髄。
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収録内容
1 | 第1章 時代―“終わりなき日常”が永久に終わらないのはなぜか |
2 | 第2章 心の習慣―震災で露呈した“民度の低さ”と“悪しき共同体” |
3 | 第3章 文化―平成のサブカルチャー史と、社会システムの自己運動 |
4 | 第4章 社会―若い世代の感情的困難と、それをもたらす社会的位相 |
5 | 第5章 技術―ネット社会における全体性の消失とパラドクスの増殖 |
6 | 第6章 政治―日本社会再設計に立ち塞がる数多の勘違いを排除する |
7 | 第7章 全体―私たちは、どこから来て、どこへ行くのか |
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