著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
作家高見順は食道ガンで死ぬ直前まで日記を書き続けた。高見の死生観に関しては、従来詩集『死の淵より』が取り上げられてきたが、真骨頂はそこではなく、『続高見順日記』「死生の十字路」にある。二大宗教との対決を中心に、高見順最期の日々を追う。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 生きられた死生観―岸本英夫、上田三四二、柏木哲夫(死生観は「死の恐怖」を和らげるものでなくてはならない |
2 | 死生観の誕生する場所 |
3 | 死生観の内と外 ほか) |
4 | 第2部 高見順『死の淵より』(死生観について―相良享の指摘 |
5 | 日本近代文学館理事長 |
6 | 食道ガン発見 ほか) |
7 | 第3部 高見順「死生の十字路」(入退院、手術ならびに「告知」 |
8 | 二度目の入院 |
9 | 三度目の入院―「死生の十字路」 ほか) |