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商品説明
「住まう」という営みのインテグラルへ―。水上/陸上に住まうという行為を、単に住む場所に関連させるのではなく、また被差別の問題に置き換えるのでもなく、日常の実践の総体と捉える。船に住まう人々の生きざまを描く、気鋭の民族誌。
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1部 社会変化期を生きる連家船漁民(「連家船漁民」とは誰か |
3 | 土地と家屋獲得の歴史―集団化政策と陸上定居を経て) |
4 | 第2部 陸上の世界に自らを位置づける(祭祀活動に見る連家船漁民の集団意識―共存する「宗族」・「角頭」・「大隊」 |
5 | 連家船漁民の眼に映る陸上の人々との差異―葬送儀礼と「祖公」をめぐる理解) |
6 | 第3部 水上/陸上のはざまで(船に住まいつづける連家船漁民) |
7 | 終章 「水上に住まう」ことが意味するもの |