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商品説明
デビューから最新作『騎士団長殺し』に至るまで、村上文学は何を描き出してきたのか。影/地震/暴力などの鍵概念に肉薄し、作家の全体像に迫る。物語に隠された“偶然”の連関を指し示す、これまで目にしたことのなかった村上春樹論。
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収録内容
1 | 序章 「偶然」の扉を開ける |
2 | 第1章 分身としての「影」に寄り添う |
3 | 第2章 「壁」への抵抗 |
4 | 第3章 「地震」が呼び覚ますもの |
5 | 第4章 圧倒的な「暴力」に立ち向かう |
6 | 第5章 「ジャズ」と個の確立 |
7 | 終章 鎮魂の物語として |