郊外の果てへの旅/混住社会論
小田光雄/著
小田光雄/著
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商品説明
郊外論の嚆矢である『“郊外”の誕生と死』(1997年)から20年。21世紀における“郊外/混住社会”の行末を、欧米と日本の小説・コミック・映画を自在に横断して読み解く労作!
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収録内容
1 | 序 郊外と混在社会 |
2 | 郊外の孤独な女たち―桐野夏生『OUT』 |
3 | 米軍基地とセクシュアリティ―山田詠美『ベッドタイムアイズ』 |
4 | 村と黒人兵―大江健三郎『飼育』 |
5 | スーパーマーケットの誕生―大江健三郎『万延元年のフットボール』 |
6 | 村から郊外へ―北井一夫『村へ』と『フナバシストーリー』 |
7 | アメリカの一九五〇年代―デイヴィッド・ハルバースタム『ザ・フィフティーズ』 |
8 | 消費社会とハードボイルド―レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』 |
9 | 「理想の消費者」としての少女―ウラジミール・ナボコフ『ロリータ』 |
10 | デペンデント・ハウスの実態―小泉和子・高薮昭・内田青蔵『占領軍住宅の記録』〔ほか〕 |