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商品説明
歴史の中の『万葉集』。歌の拡がりを示す、出土した考古資料。民俗学が教えてくれる歌の文化の本質。それらを総合することによって、『万葉集』の新しい読み方を提案する画期的な書。“情感を伝える歌”“事実を伝える日記”“共同体が伝える物語”。古代人は、どうやったら、これらをうまく書き表し、後世に残せると考えたのか。斬新な古代文化論、万葉文化論が、ここに出現。
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収録内容
1 | 第1章 歌と文字との出逢い |
2 | 第2章 歌を未来に伝える意志 |
3 | 第3章 歌の作り手と歌い手 |
4 | 第4章 木簡に書かれた歌 |
5 | 第5章 日本語を漢字で書く工夫 |
6 | 第6章 日本型知識人の誕生 |
7 | 第7章 日本型知識人と神々 |
8 | 第8章 消えゆく物語をどう残すか |
9 | 第9章 日記が芸術になる時 |