• 商品画像1
本/雑誌

武士道の精神史 (ちくま新書)

笠谷和比古/著

880円
ポイント 1% (8p)
発売日 2017年05月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2093029
JAN/ISBN 9784480069603
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 236

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

侍の気構えと行動を規定してきた「武士道」。軍国主義につながったとして、マイナスのイメージも持たれる一方、日本人の美徳を支える倫理的礎として肯定的なイメージを持っている人も、これまた多い。歴史的にみれば武士道は、武家社会が発展した中世に自然発生し、『甲陽軍鑑』等の書物で明文化されていくが、戦闘なき徳川時代になって精神的な「徳義」へと転回した。やがて武家以外の庶民階級にも浸透して、一般の生活経済倫理にまで影響を及ぼすようになっていく。「武士道」の豊かなる実態の歴史を、実証主義史学の方法を用いつつ鮮やかに描き出し、その本質に迫る。

関連記事

    収録内容

    1 現代にとって武士道とは何か
    2 武士の誕生―家と氏の成立
    3 中世武士のエートス―もののふの道、弓矢取る身の習い
    4 明文化される武士道―『甲陽軍鑑』『諸家評定』『可笑記』
    5 「治者」としての武士―徳川時代における武士道の深化・発展
    6 生き延びるための思想―『葉隠』をめぐる誤解
    7 持続的平和の時代の武士道―信義と仇討ち
    8 国民文化としての武士道―庶民への浸透
    9 武士の社会と経済倫理―資本主義のさきがけ
    10 女性と武士道―武士道の主体としての女性
    11 明治武士道とその後―近代化と国家主義
    12 武士道七則―「忠」「義」「勇」「誠」「証」「礼」「普」
    13 いま生きる武士道

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品