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商品説明
世界恐慌と数百万に及ぶ失業者の氾濫からの脱出を願って、ドイツ国民は、ヒトラーの率いるナチ党に期待を寄せたのである。しかし、ヒトラーは、独裁権を掌握すると、戦争への道をつき進んだ。ミュンヘン会談で回復されたかに見えた平和は、ドイツ軍のポーランド侵攻によって、わずか一年で粉砕された。とくに運命的に作用したのは、対ソ戦指令である。本書は、ヒトラーの戦争計画を史料に則して詳細に展開させ、ヒトラーと日本との関係にも日独伊三国同盟締結の過程で言及した、ユニークなヒトラー伝である。
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収録内容
1 | 1 ドイツ国防軍とヒトラー(ホスバッハ覚書 |
2 | 国防軍掌握まで) |
3 | 2 中央ヨーロッパの覇者として(オーストリア合併とチェコスロヴァキア解体 |
4 | 独ソ不可侵条約からポーランド分割へ |
5 | ヨーロッパ制覇) |
6 | 3 東京・モスクワ・ベルリン(ベルヒテスガーデン会談と荻窪会談 |
7 | 日独伊三国同盟) |
8 | 4 ヒトラー・モロトフ会談(モロトフとリッベントロップ |
9 | モロトフとヒトラー) |