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商品説明
戦前と戦後は断絶しているのか、それとも連続しているのか?戦後日本史の起点ともなる占領期。この極めて混乱した権力・政治状況下における法制改革の実態と占領管理の構造を解明する。GHQ側・日本側双方の史料の掘り起こし、在アメリカの貴重史料に基づいた歴史的実証、また理論的論証において他の追随を許さない精微な議論を展開し、日本近現代法史の新しい局面を開く。占領期前後の日本の法制度・法文化の跛行した歩みをまさに連続性をもって描く、学界未到の領域への挑戦的著作。
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収録内容
1 | 序論―本書の分析視角 |
2 | 第1部 戦後法制改革の過程―刑事司法を中心に(戦後法制改革研究の現況 |
3 | GHQの司法制度改革構想 |
4 | 戦後刑事司法の形成 |
5 | GHQの法律家たち) |
6 | 第2部 占領管理体制と憲法秩序(占領管理体制の法的特質 |
7 | 憲法秩序の変動と占領管理体制 |
8 | 「占領目的に有害な行為」の創出と運用) |
9 | 結論―戦後法制改革と舌領管理体制の交錯 |