本/雑誌
ニーマイヤー104歳の最終講義 空想・建築・格差社会 / 原タイトル:IL MONDO E INGIUSTO
オスカー・ニーマイヤー/著 アルベルト・リヴァ/編 阿部雅世/訳
1540円
ポイント | 1% (15p) |
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発売日 | 2017年05月発売 |
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商品説明
2012年、オスカー・ニーマイヤー104歳。この本に綴られているのは、1世紀を超えて生涯現役を貫いた不出世の建築家が、格差の時代に生きる現代の若者たちに向けて放った、彼の最後のメッセージである。「104年の人生を振り返って、改めて思う。この世の中は間違っている。社会は変わらなければならない。持たざるものは、その貧しさから抜け出さなければならず、持つものは、占有する富を減らさなければならない」。建築界の絶対的な主役を務め続けたニーマイヤーの哲学は、その仕事の中に凝縮され、突き刺さっている。ニーマイヤーの建築は、常に社会をよりよくすることに向けられていた。「建築は、単にきっかけを作るに過ぎない。重要なのは、人の日常の暮らしであり、人である。人は、心と感情を持ち、正義と美に飢え、快適と刺激を渇望する、不思議な生き物である。これを、決して忘れてはならない」。彼の建築の根底にある、ゆるぎない信念を持って、彼は呼びかける。
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収録内容
1 | 空想とはなにか |
2 | 大多数の人々 |
3 | 「世の中を変えたいのです」 |
4 | 美は機能する |
5 | 先駆けたものたち |
6 | 未来を発明する |
7 | 104歳 |
8 | 問い |
9 | 宙に絵を描いていた少年(アルベルト・リヴァ) |
10 | 編集ノート |