本/雑誌
私たちのなかの私 承認論研究 / 原タイトル:DAS ICH IM WIR (叢書・ウニベルシタス)
アクセル・ホネット/著 日暮雅夫/訳 三崎和志/訳 出口剛司/訳 庄司信/訳 宮本真也/訳
4620円
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発売日 | 2017年05月発売 |
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商品説明
正義論、権力論、社会学、精神分析といった様々な分野を批判的に検証し、ヘーゲル現象学・法哲学における自己意識と自由、ロールズらの正義概念とリベラリズム、資本主義における自己実現と労働問題、道徳と権力の関係、国際関係における国家の問題、さらには、愛する人の死に直面する困難まで、承認論をアクチュアルな問題に対峙させ、議論の射程を新たに拡張する。
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収録内容
1 | 第1部 ヘーゲル的根源(欲望から承認へ―ヘーゲルの自己意識の基礎づけ |
2 | 実現された自由の国―ヘーゲル『法哲学』の構想) |
3 | 第2部 体系的帰結(正義の織物―現代における手続き主義の限界について |
4 | 労働と承認―新たな理論的規定の試み |
5 | イデオロギーとしての承認―道徳と権力の関連について |
6 | 社会的なものの液状化 |
7 | 社会研究としての哲学―デイヴィッド・ミラーの正義論によせて) |
8 | 第3部 社会理論的適用(国家間の承認―国家間関係の道徳的基盤 |
9 | 組織化された自己実現―個人化のパラドクス |
10 | 資本主義的近代化のパラドクス―研究のためのプログラム(マーテイン・ハルトマンとの共著)) |
11 | 第4部 精神分析的拡張(否定性の仕事―精神分析の承認論的修正 |
12 | 私たちのなかの私―集団の駆動力としての承認 |
13 | 前社会的自己の諸相―ジョエル・ホワイトブックへの反論 |
14 | 現実が力を失うとき―慰めの世俗的形態) |