本/雑誌
ひと・もの・知の往来 シルクロードの文化 (アジア遊学)
荒木浩/他編 近本謙介/他編
2640円
ポイント | 1% (26p) |
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発売日 | 2017年05月発売 |
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商品説明
ことばや造形、信仰のなかにあらわれる西域のひびき。アジア全域にさまざまなインパクトをもたらした仏教東漸。これらの文化の融合と展開の基盤には、道であり、システムとしてのシルクロードの存在があった。西域という場とそのイメージ、そして伝播の媒介となる「道」を焦点化し、諸領域の知見より、ひと・もの・知のクロスロードを描き出す。
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収録内容
1 | 1 西域のひびき(小野篁の「輪台」詠 |
2 | 敦煌出土『新集文詞九経抄』と古代日本の金言成句集 |
3 | 曹仲達様式の継承―鎌倉時代の仏像にみる宋風の源流 |
4 | 端午の布猴 |
5 | 中世初期のテュルク人の仏教―典籍と言語文化の様相 |
6 | 『アルポミシュ』における仏教説話の痕跡 |
7 | 『聖母行実』における現報的要素―『聖母の栄耀』との比較から) |
8 | 2 仏教伝来とその展開(天界の塔と空飛ぶ菩提樹―“仏伝文学”と“天竺神話” |
9 | 長谷寺「銅板法華説相図」享受の様相 |
10 | 『大唐西域記』と金沢文庫保管の『西域伝堪文』 |
11 | 玄奘三蔵の記憶―『玄奘三蔵絵』と三宝伝来との相関 |
12 | 遼代高僧非濁の行状に関する資料考―『大蔵教諸仏菩薩名号集序』について |
13 | 投企される“和国性”―『日本往生極楽記』改稿と和歌陀羅尼をめぐって |
14 | 海を渡る仏―『釈迦堂縁起』と『真如堂縁起』との共鳴 |
15 | 文化拠点としての坊津一乗院―涅槃図と仏舎利をめぐる語りの位相) |