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商品説明
霊力をもち、ダキニ天や稲荷などと習合することで、徐々に信仰の対象となっていった狐。人びとはなにに期待し、どう利用したのか。諸史料を駆使し、狐観念の変遷を丹念に跡づける。
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収録内容
1 | 第1章 古代人は狐をどう見たか |
2 | 第2章 狐落としの呪法・「六字経法」 |
3 | 第3章 和様ダキニ天の誕生 |
4 | 第4章 結びつく辰狐とダキニ天 |
5 | 第5章 藤原氏の恩恵者 |
6 | 第6章 室町時代に頻発した“狐付き” |
7 | 第7章 桂地蔵事件と中世の衆庶信仰 |
8 | 第8章 鳥羽上皇の寵妾と玉藻前伝承 |
9 | 第9章 安倍晴明の母を狐とする伝承 |
10 | 第10章 狐を利用し、狐に翻弄された戦国武将たち |