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本/雑誌

カニバリズム論 (ちくま学芸文庫)

中野美代子/著

1320円
ポイント 1% (13p)
発売日 2017年06月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2102028
JAN/ISBN 9784480098023
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 321

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

カニバリズム(人肉嗜食)は人類の根源的タブーのように思われながら、実のところその痕跡は古来より無数に残されてきた。著者の専門は中国でありながら、古今東西の記録・小説を博捜し、ときに舌鋒鋭く、ときに諧謔と皮肉をもってカニバリズムを縦横無尽に論じる。人間の薄っぺらな皮膚を両手で思い切りめくり上げ、曝し、目を背けたくなるようなものを直視することで、「近代合理主義精神」なるものの虚構を暴き、「良識」を高らかに嗤いとばす。人肉嗜食、纏足、宦官...。血の滴るテーマで人間の真実に迫る異色の作品。

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    収録内容

    1 1(カニバリズム論―その文学的系譜
    2 迷宮としての人間―革命・悪・エロス
    3 “食”の逆説―開高健氏「最後の晩餐」をめぐって
    4 中国人における血の観念)
    5 2(魔術における中国―仏陀とユートピア
    6 中国残酷物語―マゾヒズムの文化史
    7 虚構と遊戯―中国人の性格について)
    8 3(王国維とその死について―一つの三島由紀夫論のために
    9 恐怖の本質―アンドレーエフ「血笑記」と魯迅「狂人日記」)

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