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商品説明
幕末維新に米欧を巡業した曲芸一座の「痛快行状記」。幕末維新の動乱の世、慶応2年10月から明治2年2月まで、高野広八以下18人の曲芸師たちは米欧各地を巡業した。アメリカ大統領の謁見を受け、パリでは万国博の最中に公演し大入り満員、ロンドンでは女王までもが見物に。芸人らしく行く先々で女郎買いに走り、風俗も洒脱に記録されている。スペインで革命に遭遇するなど、広八が残した日記をもとに、旅芸人のしたたかさ、動乱期の世相が鮮やかに描かれた、曲芸師一座の痛快行状記である。
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収録内容
1 | 千年の終末 |
2 | 欲ばりよこはま... |
3 | 老芸人の執念 |
4 | 闇に浮ぶ顔 |
5 | 見せ物「日本人」 |
6 | カリフォルニアは金の里 |
7 | 美麗なる日本少年 |
8 | くろしん国から雪のニューヨークへ |
9 | エレベーターと時計 |
10 | 国王に招かれ、あつ両致す〔ほか〕 |