著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
子規のさりげない自筆墓碑銘が語るもの、藤村『破戒』の背後にひそむルソー、透谷の影、黒澤映画と『人間喜劇』など、バルザック研究で知られる著者の日本近代文学「謎とき」全11章。これでフランス流文学解読のプロになろう!
関連記事
収録内容
1 | 第1章 正岡子規の生と死―自筆墓碑銘をめぐって |
2 | 第2章 坪内逍遙の『小説神髄』と曲亭馬琴 |
3 | 第3章 島崎藤村に見るジャン=ジャック・ルソー |
4 | 第4章 菊池寛とバルザック―『真珠夫人』をめぐって |
5 | 第5章 バルザックを通して見た黒澤明 |
6 | 第6章 三好達治の詩的空間―フランス詩との関わりをめぐって |
7 | 第7章 竹友藻風とヴェルレーヌ―学匠詩人の面目 |
8 | 第8章 太宰治はフランス文学をどう読んだか? |
9 | 第9章 太宰治『乞食学生』とフランソワ・ヴィヨン『大遺言書』 |
10 | 第10章 太宰治『惜別』の生成 |
11 | 第11章 『ヴィヨンの妻』の周辺 |
close