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商品説明
公式発見から六十年余。“水俣”はどのように伝えられてきたのか。組織ジャーナリズムの一員として、あるいはフリーの立場で。偶然の出会いによって、あるいは忌避の気持ちを抱えながら、関わりが始まる。伝える側は、“水俣”とどのように向き合ってきたのか。現在につながる教訓と志を描き出す。
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収録内容
1 | 1 報道のはじまり(「奇病」から「水俣病」に |
2 | 「傍観者」として半世紀―写真家・桑原史成) |
3 | 2 報道と支援と(松岡洋之助―「告発する会」行動隊長 |
4 | 宮澤信雄―終わったと思っていた水俣へ |
5 | 大治浩之輔―調査報道の先駆者 |
6 | 久野啓介―水俣が映し出す戦後) |
7 | 3 写真と映像の力(夫婦と助手の水俣取材班―アイリーン・美緒子・スミス、石川武志 |
8 | もう一人の写真家―岡村昭彦 |
9 | 高木隆太郎―プロデューサーvs.監督でけんかも |
10 | 小池征人―有名監督の下で働く快楽) |
11 | 4 現地で向き合う(高峰武―「自分で考える」 |
12 | 増子義久―炭鉱、水俣から戦後補償まで |
13 | 村上雅通―水俣病を避けた取材者 |
14 | 井上佳子―アナウンサーから記者、ディレクターに) |