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商品説明
無の深淵が口をあけ虚無の底に降り立った中世日本に日本浄土教を大成した二人の祖師がいた。定住型の親鸞と漂泊型の一遍という、全く対照的な生き方と思索を展開した両者の思想を、原典に現代語訳を付して緻密に読みこみ比較考量、日本文化の基層に潜む浄土教の精髄を浮き彫りにする。日本人の仏教観や霊性、宗教哲学の核心に鋭く迫る清新な論考。
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収録内容
1 | 序章 親鸞と一遍の浄土教 |
2 | 第1章 浄土教とは何か |
3 | 第2章 親鸞の救い |
4 | 第3章 一遍の救い |
5 | 第4章 親鸞と還相 |
6 | 第5章 一遍の還相 |
7 | 終章 浄土教と現代 |