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商品説明
「折々のうた」で知られた大岡信の評論活動は、二十二歳の時に書かれた『現代詩試論』から始まった。詩人として、詩と信じたものの中でつかんだ言語感覚を、そのまま文字にたたきこむ努力をした。散文でどこまで詩の領域に近づけるか、拡大出来るか。『詩人の設計図』は、「エリュアール論」から、鮎川信夫、中原中也、小野十三郎、立原道造、パウル・クレー等へ及ぶ詩論。
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収録内容
1 | 現代詩試論(現代詩試論 |
2 | 詩の必要 |
3 | 詩の条件 |
4 | 詩の構造 |
5 | 新しさについて―『地球詩集』の周辺 |
6 | 詩観について |
7 | 純粋について) |
8 | 詩人の設計図(詩人の設計図―現代詩はなにをめざすか |
9 | 鮎川信夫ノート |
10 | メタフォアをめぐる一考察―詩の方法の問題 |
11 | 中原中也論―宿命的なうた |
12 | 小野十三郎論―歌・批評・リズム |
13 | 立原道造論―さまよいと決意 |
14 | エリュアール論 |
15 | パウル・クレー―線と胚種 |
16 | シュペルヴィエル論 |
17 | シュルレアリスム―ひとつの視点 |
18 | 自働記述の諸相―困難な自由) |
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