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商品説明
「同窓生」であり、ベストセラーの著者であり、禅に打ち込んだ。―これまで論じられることはなかったが、日本を代表する二人の知性の間には、多くの共通点がある。綿密な考証にもとづいて、かれらを包みこんでいた時代環境や知的ネットワークを解きほぐし、近代日本の思想課題を明らかにする、精神史的評伝。
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収録内容
1 | 序章 西田はなぜ漱石に手紙を書いたのか |
2 | 第1章 没落する家から生まれる独立の精神 |
3 | 第2章 人と知のネットワークのなかで |
4 | 第3章 一生の宿題となった公案の問い |
5 | 第4章 ベストセラーは何をもたらしたか |
6 | 第5章 戦争時代のメンタリティ |
7 | 第6章 内省を表現するとはどういうことか |