商品説明
小津は細部に宿る。映画もまた文学テキストである。精読することではじめて明らかになるディテールに込められた小津の映像美学の核心、そして戦争と死の影。
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収録内容
1 | 1 死の影の下に(『父ありき』―死者の集合性、あるいは「無」へ |
2 | 『宗方姉妹』―ドン・キホーテの運命、あるいは激発する暴力 |
3 | 『麦秋』―死者の眼、そして麦穂の鎮魂 |
4 | 『東京物語』―死の影の下に) |
5 | 2 小津安二郎と戦争(「敗けてよかった」再考―小津安二郎の戦争・序説 |
6 | 「敗けてよかった」三考―小津安二郎「海ゆかば」と「軍艦マーチ」のあいだ |
7 | 小津安二郎の見つめた戦争) |
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