本/雑誌
リーディングス戦後日本の思想水脈 7
酒井哲哉/他編 金森修/他編
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発売日 | 2017年06月発売 |
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商品説明
排外主義、全体主義、歴史修正主義、そして米国追従。現下の「保守思想」の表面を覆いつくすこうした要素の対極に、本来の保守思想はあったのではないか。戦時下統制、戦後の解放、安保闘争、冷戦の終焉からアメリカニズムまで、時々のヘゲモニーを下支えする社会的熱狂を徹底的に懐疑し、社会のアウトサイダーとして位置づけられた保守のロジックを炙り出す。
関連記事
収録内容
1 | 1 保守のロジック(保守ということ(一九四九年) |
2 | 正統思想について(『日本のアウトサイダー』、一九五九年) |
3 | 現代における保守と自由と進歩(抄)(一九六三年)) |
4 | 2 大東亜戦争への違和、戦後への反逆(昭和の精神史(抄)(一九五五年) |
5 | 戦時の精神的雰囲気(『時代と私』、一九七一年) |
6 | ある異常体験者の偏見(一九七四年)) |
7 | 3 ファシズムと共産主義への懐疑(暴力・ファシズム・共産主義(一九四八年) |
8 | 共産主義と人間尊重(一九五一年) |
9 | ベルリンにて(抄)(一九五七年)) |
10 | 4 政治の過剰への対峙(一匹と九十九匹と―ひとつの反時代的考察(一九四七年) |
11 | 政治的季節の中の個人(一九六〇年) |
12 | 今日の政治的関心(二)―安保さわぎの後を受けて(一九六〇年)) |
13 | 5 アメリカニズムからの脱却(「ごっこ」の世界が終ったとき(一九七〇年) |
14 | 「アメリカニズム」の終焉(抄)(一九九三年) |
15 | ポスト・バクダッド(二〇〇三年)) |