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商品説明
水田農耕や金属器などの新文化を、列島の在来社会はどう受け止めたのか。縄文の伝統をひく土偶や石棒など儀礼品や、打製石器に着目し、文明に抗う人びとを描く。大陸文明の受容だけでは説明できない弥生の実像に迫る。
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収録内容
1 | 弥生文化を疑う―プロローグ |
2 | 弥生文化像をもとめて(弥生文化の発見 |
3 | 二つの弥生文化像 |
4 | 農耕社会像の定着) |
5 | 水田登場前史―限りある豊かさの縄文時代(縄文時代とは? |
6 | 縄文時代の儀礼とその背景 |
7 | 土偶と石棒) |
8 | 水田をいとなむ社会のはじまり―弥生時代早・前期(農耕社会の登場 |
9 | 水田稲作とともにもたらされた道具と技術 |
10 | 狩猟採集の技の継続と発展 |
11 | 水田稲作を開始した社会の人間関係 |
12 | 財産と生命を守る施設) |
13 | 東から西へ―土偶と石棒にみる弥生時代儀礼の系譜(水田稲作開始期の土偶の起源 |
14 | 弥生時代の石棒) |
15 | 多様な金属器社会―弥生時代中期(金属器社会と権力 |
16 | 青銅製武器の祭器化をめぐって |
17 | 銅鐸と社会 |
18 | 石器をつかい続けた社会) |
19 | 文明と野生の対峙としての弥生時代―エピローグ |