著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
四世紀末から七世紀後半にかけて、大陸・朝鮮半島から日本列島に移住した渡来人。その有力集団は「ウヂ」を名乗り、大和政権に奉仕した。大和政権は最先端の技術・知識・文化を有した彼らを積極的に登用、やがて律令国家が形成された。渡来氏族はまさに古代国家形成の立役者であったが、その功績はもちろん、存在すら明らかでないものも多い。彼らが出自や移住の経緯を改め、さらに政治の表舞台に上がることが少なかったからだ。東漢氏、西漢氏、秦氏、西文氏、難波吉士氏など、氏族ごとに職掌から盛衰までを追い、謎に包まれた実像に迫る。
関連記事
収録内容
1 | 序章 渡来氏族とは何か |
2 | 第1章 東漢氏 |
3 | 第2章 西漢氏 |
4 | 第3章 秦氏 |
5 | 第4章 西文氏とフミヒト系氏族 |
6 | 第5章 難波吉士氏 |
7 | 終章 その後の渡来氏族 |