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商品説明
第二次大戦後、A級戦犯を裁くために開かれた東京裁判で、11人の判事中唯一人「被告人全員無罪」を主張したのがインドのパール判事だった。「東京裁判は、勝者が作った事後法によって、敗者だけを断罪した違法裁判である」。当時は読み上げることも許されなかったパール判決文をもとに、裁判の真実に迫ったベストセラー『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫)を新書化。マッカーサーも認めた不正を、なぜ日本人だけが知ろうとしないのか。百田尚樹氏による書き下ろし原稿を巻末に収録。
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収録内容
1 | 第1部 東京裁判とは何だったのか―戦争裁判の法的欺瞞(勝てば官軍か |
2 | 裁く者と裁かれる者 ほか) |
3 | 第2部 太平洋戦争はなぜ起きたか―「共同謀議」という焦点(「全面的共同謀議」という妄想 |
4 | 便利な法律の武器 ほか) |
5 | 第3部 戦争における「殺人の罪」―贖罪意識の植え付け(裁判所の管轄権の範囲 |
6 | 命令し、授権し、許可した者 ほか) |
7 | 第4部 東京裁判のもたらしたもの―国際論争と戦後日本人の意識(国際法学界に光を増すパール判決 |
8 | 裁判という名の狂言 ほか) |
9 | 特別寄稿 日本人が知っておくべき東京裁判(百田尚樹) |