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猫の怪 (江戸怪談を読む)
横山泰子/著 早川由美/著 門脇大/著 今井秀和/著 飯倉義之/著 鷲羽大介/著 朴【ユ】卿/著 広坂朋信/著
2200円
ポイント | 1% (22p) |
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発売日 | 2017年07月発売 |
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商品説明
猫は不思議な生き物だ。猫好きにはそれがたまらない。江戸時代にも、猫をこよなく愛する人たちがいた。いきおい、さまざまな猫の怪異の物語が生まれる。奇っ怪な行動をとる猫にまつわる物語のなかから、江戸怪談における猫の怪の世界を、文学・芸能史・民俗学などの視点から選りすぐって紹介する。江戸時代の化け猫話といえば、講談で有名な鍋島の化け猫騒動があるが、いくつもの物語が伝わるなかでその原型と考えられる『肥前佐賀二尾実記』と、飼い主の美女を救う猫の話「三浦遊女薄雲が伝」の原文を現代語訳とともに掲載。そのほか猫にまつわる江戸の随筆、日本や韓国での民間伝承、芝居や映画を紹介する。祟る猫・化ける猫・助ける猫・招く猫etcと、江戸怪談猫づくしの巻。
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収録内容
1 | 第1部 佐賀鍋島の化け猫(『肥前佐賀二尾実記』―鍋島化け猫伝説の原型 |
2 | 御家騒動の怪猫) |
3 | 第2部 江戸時代の怪猫談(馬場文耕「三浦遊女薄雲が伝」―猫の報恩物語 |
4 | 猫の報恩譚 |
5 | 江戸の噂と怪猫―猫はなぜ喋るのか) |
6 | 第3部 怪猫をめぐる民間伝承・芸能(猫は化けるが役に立つ―猫をめぐる民俗 |
7 | 芸能史における「化け猫物」の系譜) |
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