本/雑誌
南洲翁遺訓 (角川ソフィア文庫 G1-3 ビギナーズ日本の思想)
西郷隆盛/〔著〕 猪飼隆明/訳・解説
704円
ポイント | 1% (7p) |
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発売日 | 2017年07月発売 |
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商品説明
「己れを尽し人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬ可し」―。偽りのない人生を生き、そして死んでいった西郷。その言葉は、新政府への批判を含みながら、国家や為政者のあるべき姿を示し、人として広い度量と高潔な精神を持つ必要性を説く。「敬天愛人」に代表される西郷の遺訓四十一条と追加二条すべてを、原文、現代語訳、くわしい解説で丁寧に読みとく。ふりがなも多く付し、読みやすくなった新版。略年譜・読書案内付き。
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収録内容
1 | 徳懋んなるは官を懋んにし、功懋んなるは賞を懋んにする |
2 | 一格の国体定制無ければ、成功有るべからず |
3 | 政の大体は、文を興し、武を振ひ、農を励ますの三つに在り |
4 | 下民其の勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し |
5 | 若し此の言に違ひなば、西郷は言行反したるとて見限られよ |
6 | 君子小人の弁 酷に過ぐる時は却て害を引き起すもの也 |
7 | 正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用う可からず |
8 | 先づ我が国の本体を居ゑ風教を張り、然して後徐かに彼の長所を斟酌する |
9 | 忠孝仁愛教化の道は政事の大本也 |
10 | 人智を開発するとは、愛国忠孝の心を開くなり〔ほか〕 |
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