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商品説明
わずかな兵をもつ外来者から大名へ。伊豆の平定に五年もかかり、その間には相模・武蔵へ、甲斐へ、遠江へとめまぐるしく動きまわった。遅々としているようで、二か国平定という軍事的成功をおさめた。もう一つ、早雲の治者としての側面が重要である。検地を始めるとともに、領国全体の郷村の百姓に直接課税する仕組みをつくり、百姓を法的・政治的主体として認定した。これがその後の北条氏の領国支配政策の柱となった。
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収録内容
1 | 新しい時代の扉を押し開けた人 |
2 | 1 都鄙を結んで |
3 | 2 伊豆に自立す |
4 | 3 獅子奮迅の活動 |
5 | 4 早雲の家臣団 |
6 | 5 治者の炯眼 |
7 | 終章 小田原城主四代と小田原の繁栄 |