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商品説明
いま、「ゆとり世代」の若者の転職が増えている。自分らしいキャリアを模索して転職をくり返す人や、「ここではないどこかへ」と気軽に会社を渡り歩く人が増えているのだ。本書は、若者たちに綿密なインタビューを実施、分析し、転職するように彼らを煽る社会構造をあぶり出す。“意識高い系”の若者は何を考えて転職するのか?転職する若者が抱えるリスクとは?若者のキャリアに社会はどう向き合うべきか?同世代の社会学者として、人材会社社員として、若者のキャリアに向き合ってきた著者が回答を示す。上司の世代も当事者の世代も必読の一冊。
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収録内容
1 | はじめに―“自分らしいキャリア”って何? |
2 | 第1章 若者の転職は問題なのか? |
3 | 第2章 夢を追う“意識高い系” |
4 | 第3章 漂流する“ここではないどこかへ系” |
5 | 第4章 社会の思惑 |
6 | 第5章 自己責任の罠 |
7 | 第6章 キャリア面談は有効か? |
8 | 第7章 社会が本当に取り組むべきこと |
9 | おわりに―もう一つの結論 |