本/雑誌
近代日本の対外認識 2
萩原稔/編著 伊藤信哉/編著
4950円
ポイント | 1% (49p) |
---|---|
発売日 | 2017年08月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
商品説明
19世紀末から20世紀半ばの日本、そして世界はまさに激動の時代であった!刻々と変わりゆく世界情勢に対するその時代を生きた近代の「知識人」たちの視座を再認識することによって、その時々の国際情勢の「現実」をどのように見据えるのか、いかにして自分たちの立ち位置を定め、かつ「外」と向き合うかという「現代日本の対外認識」に関する多くの手掛かりを得られるに違いない。
関連記事
収録内容
1 | 総論 「転換期の国際社会」を知識人たちはどう論じたのか |
2 | 第1章 五・四運動以後の日本知識人の中国認識―矢野仁一と内藤湖南 |
3 | 第2章 大村欣一東亜同文書院教授の中国認識―一九一〇~二〇年代の研究とその特徴 |
4 | 第3章 近代日本における「文化主義」の登場とその展開―桑木厳翼・金子筑水・土田杏村 |
5 | 第4章 国際問題評論家の対外認識―稲原勝治と米田実 |
6 | 第5章 再生産されるモンゴル認識―善隣協会調査部と戦時下のモンゴル研究 |
7 | 第6章 清沢洌の国際平水運動―“植民地・社会主義”の視角から |
8 | 第7章 戦前・戦中・戦後直後娯楽番組の連続性と政治性―丸山鐵雄の番組制作と大衆芸能論を素材として |
9 | 第8章 外務省と日本の国連加盟外交―米ソ冷戦の狭間で |
10 | 第9章 海上自衛隊の創設における旧海軍軍人の動向と対外認識 |
11 | 第10章 「改憲派」の再軍備論と「日米同盟」論―徳富蘇峰・矢部貞治・中曽根康弘 |
close