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商品説明
昭和十年代の批評界を領導し、数多くの支持者を得た希代の評論家・保田與重郎。近代および戦時の日本に生きた彼は何故、「古典」という装置を選び、その思想の中心に置くことを選んだのか。彼の思想の形成期を丹念に追うことで、その背景にある近代・日本・古典の三辣みの構造を読み解き、保田の営みを時代のなかに定位する。
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収録内容
1 | 序章―なぜいま保田與重郎か |
2 | 第1章 保田與重郎の出発 |
3 | 第2章 ドイツ・ロマン主義との邂逅 |
4 | 第3章 日本古典論の展開 |
5 | 第4章 ゲーテ・近代・古典 |
6 | 第5章 古典論と文学史の確立―後鳥羽院 |