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商品説明
和辻哲郎門下生としてカント哲学に傾倒した絵鳩毅にとって、戦争とはいかなるものだったのか。シベリアの極限状況はどのように俘虜の心を壊していったのか。そして中国撫順戦犯管理所にて、戦犯はなぜ人間性を取りもどすことができたのか―。
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収録内容
1 | 第1章 皇軍兵士の四年 第一部 兵営記 |
2 | 第2章 皇軍兵士の四年 第二部 戦塵記 |
3 | 第3章 シベリア抑留の五年 強制労働、慢性飢餓、極寒、人間不信の世界 |
4 | 第4章 撫順戦犯管理所の六年 監獄が自己改造の学校であった |