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一茶の相続争い 北国街道柏原宿訴訟始末 (岩波新書 新赤版 1674)

高橋敏/著

836円
ポイント 1% (8p)
発売日 2017年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2132222
JAN/ISBN 9784004316749
メディア 本/雑誌
販売岩波書店
ページ数 8

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

俳人小林一茶、こと百姓弥太郎。その十年に及ぶ異母弟との骨肉の争いを語るものは少ない。父の遺書を楯に家産をむしり取る、欲に憑かれた嫌われ者。そんな弥太郎の主張がなぜ罷り通るのか。そこには契約文書がものを言う北信濃の文治社会の存在があった。史料を読み解き、一茶が巧みに覆い隠した弥太郎の本性を明るみに出す。

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    収録内容

    1 第1章 柏原村百姓弥太郎執念の家産分割相続(「取極一札之事」を読み解く
    2 この分割相続は分地制限令の御法度に違反しないのか ほか)
    3 第2章 北国街道柏原宿(北信濃の兵農分離
    4 柏原村と柏原宿 ほか)
    5 第3章 宿存亡をかけた訴訟に勝つ(明専寺住職不帰依訴訟
    6 川東道塩荷通行差し止め江戸訴訟)
    7 第4章 繁栄する柏原宿と不運に見舞われる一茶(富貴なる宿柏原
    8 一茶柏原宿に念願の帰住を果たす ほか)
    9 終章 一茶死して柏原宿入り口に句碑が建つ

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