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商品説明
自然災害による破壊と復興、そして反復と忘却を繰り返してきた日本列島という「悪い場所」において、はたして、西欧で生まれ発達した「美術」そのものが成り立つのか―。東日本大震災をひとつのきっかけに、日本列島という地質学的条件のもとに、「日本列島の美術」をほかでもない足もとから捉え直すことで、「日本・列島・美術」における「震災画」の誕生、そして、そこで「美術」はいかにして可能となるのかを再考する画期的な試み。
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収録内容
1 | 再考「悪い場所」 |
2 | 日本・列島・美術 |
3 | 再帰する未来、美術館と展示の臨界 |
4 | 転生する陸前高田と「秩父湾」 |
5 | 溺れる世界と「ソラリスの海」 |
6 | 七難の諸相、日本列島の震美術 |
7 | 帰還困難区域の美術 |