本/雑誌
彷徨える魂たちの行方 ソール・ベロー後期作品論集
日本ソール・ベロー協会/編
3850円
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発売日 | 2017年09月発売 |
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商品説明
ノーベル文学賞作家の描いた人生の深みと機微―理想と現実、事実と真実の相剋...シニカルで滑稽、描き込まれた実人生が特徴的なユダヤ系アメリカ人作家の、ノーベル文学賞受賞後の長・中篇小説と主要短篇小説を一覧し、その本質に迫る。
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収録内容
1 | ソール・ベローの人生展開―場所の移動と文学形成 |
2 | 鉛とシクラメン―『学生部長の十二月』における弱さの考察 |
3 | 自制できなかった男―「失言魔の彼」 |
4 | 言葉の捕囚を超えて―「失言魔の彼」 |
5 | 時の試練―「遠い親類」における物語行為の原動力 |
6 | 再生を希求する魂たちの神話―『こころの痛みで死ぬ人たち』 |
7 | ベローと女性主人公―『盗み』の企て |
8 | ホロコースト以後の持続と変容―『ベラローザ・コネクション』 |
9 | 記憶、回想、語り―「覚えていてほしいこと」の物語意識 |
10 | 出生地再訪から振り返るベローの人生と文学形成―「セント・ローレンス川のほとりで」〔ほか〕 |