本/雑誌

文明としての徳川日本 一六〇三-一八五三年 (筑摩選書)

芳賀徹/著

1980円
ポイント 1% (19p)
発売日 2017年09月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-2139831
JAN/ISBN 9784480016461
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 6

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

徳川日本を「江戸趣味」や「暗黒史観」として捉えるか、でなければ近代日本を準備した時代として捉えるのが一般的だろう。しかし宗達・光琳の琳派や芭蕉、蕪村、貝原益軒の本草学や新井白石の『西洋紀聞』、杉田玄白の『蘭学事始』、さらに崋山や源内まで併せて考えると、完結した文明体としか言いようのない姿が浮かんでくる。二五〇年という時間と、日本列島という限定された空間のなかで生まれた独特な文化的風景を点描する。

関連記事

    収録内容

    1 プロローグ―徳川像の変遷
    2 「洛中洛外図屏風」の世界
    3 「いざやかぶかん」―出雲阿国と隆達小歌
    4 「平和」の祝典序曲―光悦・宗達と古典復興
    5 すべての道は江戸へ―芭蕉の徳川礼賛
    6 啓蒙の実学者―風土記と本草学の貝原益軒
    7 「鎖国」への来訪者―ケンペルと元禄日本
    8 宝永六年冬―切支丹屋敷の東西対話
    9 博物学の世紀―十八世紀の日本と西洋
    10 あて名のない手紙―九幸老人杉田玄白
    11 回想記『蘭学事始』を読む〔ほか〕

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品