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商品説明
喜びも、哀しみも、生きることのつらさも、すべてを俳句に昇華させていった人生だった―。「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」「目出度さもちう位也おらが春」「ともかくもあなた任せのとしの暮」など、日々の生活の中にある身近な事象を、まっすぐに、ユーモラスに詠んだ一茶。古びることのない作品の数々をやさしく鑑賞する入門書。一茶を近代俳人としてとらえ直し、俳句の歴史にも新たな視点を与える。
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収録内容
1 | 小林一茶の生涯 |
2 | よく知られた一茶 |
3 | 修養時代 |
4 | 父の死 |
5 | 江戸での一茶(本所相生町時代) |
6 | 江戸での一茶(『七番日記』の時代) |
7 | 信濃での生活 |
8 | 『おらが春』の世界 |
9 | 晩年 |
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