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商品説明
地方を訪ねる旅の中で出会い、見た歴史の足跡を追う。各地には遺跡や文化財をはじめ、歌や祭、食など、その地に営まれる生活の諸側面に、長く育まれてきた“地域の力”が息づいている。北は青森・津軽から南は宮崎・日向まで。実際にその地を歩きながら綴られた歴史家の練達の筆に、列島の多様な魅力が浮かびあがる。
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収録内容
1 | 1 人(芭蕉―大津に蓄積された情報力(滋賀県大津市) |
2 | 連歌師宗長―伊勢湾岸を襲った災害を越えて(三重県東部) ほか) |
3 | 2 山(筑波山―山に引き寄せられた人々(茨城県筑波山麓) |
4 | 立山―山は人を育て、経済を豊かにする(富山県東部) ほか) |
5 | 3 食(讃岐うどん―平野と海の恵み(香川県讃岐平野) |
6 | 若狭もの―流通文化の水脈を見つめる(福井県小浜市) ほか) |
7 | 4 道(四国巡礼道―山野河海の活用史を構想する(徳島県東部) |
8 | 山陽道―備前福岡をめぐる産業文化(岡山県東部) ほか) |