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商品説明
「ケア」の概念について、現場経験のある著者が、実際の当事者(利用者、介護職)を調査し、さまざまな立場から論じられるがゆえに、ぼんやりとしかとらえにくかった概念を言語化した意欲作である。介護職員と利用者のやりとりを丹念に追い、そこから「ケア」の概念について明らかにしていく。そして今後に向けて、よりよい介護現場の創造のために、介護職員が「ケア」とは何かを知る重要性について教育の観点から提言する。
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収録内容
1 | なぜ今、介護現場において「ケア」の概念の理解が必要なのか |
2 | 第1部 「ケア」とは何か(哲学・倫理学領域の「ケア」の概念 |
3 | 看護・介護福祉領域の「ケア」の概念) |
4 | 第2部 介護老人福祉施設にみる「ケア」の捉え方(介護職員からみた利用者との間で展開される「ケア」 |
5 | 利用者からみた介護職員との間で展開される「ケア」 |
6 | 介護職員と利用者の関係性 |
7 | 介護職員と利用者の認識から明らかになった「ケア」の概念) |
8 | 第3部 「ケア」の概念の教育の必要性(介護職員が「ケア」の概念を理解する意義 |
9 | 介護職員に対する「ケア」の概念の教育、研修方法とその課題) |
10 | 介護現場で「ケア」を実践していくために |