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商品説明
経済のグローバリゼーション、金融資本主義の蔓延、勤労者の地位低下・富の偏在、地球環境への負荷増大、政府財政破綻の危機に直面し、会計は、どのように対処してきたのか、どのような役割を果たすべきなのか。本書は、公共哲学、社会政策論などの知見を踏まえ、「社会と会計」「市場と会計」「個人・組織と会計」「環境と会計」「公共・政府と会計」という5つの視点から、この問いに挑む。それはまた、会計制度・政策設計の第一線で「あるべき会計」を探究し続けてきた一研究者の思索と討論の軌跡でもある。
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収録内容
1 | 第1部 社会と会計(資本主義精神の終焉―公共会計学の勧めの背景 |
2 | 会計・監査社会の変容のインプリケーション ほか) |
3 | 第2部 市場と会計(市場の質と会計社会の対応 |
4 | 会計情報の市場の規制論 ほか) |
5 | 第3部 個人・組織と会計(取引における公正性の源泉 |
6 | 個人の行為の判断規準と組織の内部道徳 ほか) |
7 | 第4部 環境と会計(パリ協定前文の願意と会計責任の拡張 ほか) |