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商品説明
世界平和を実現するために人類は古くから叡智を傾けたが、戦いは繰り返された。戦争の危機はなぜ去らないのか―この問いに答える書物は少ない。国際関係を単純に図式化・理想化することなく、また「複雑怪奇」といって正確な認識を諦めることもなく追い求めた著者が、軍縮、経済交流、国際機構などを具体的に検討しながら、国家利益やイデオロギーがからみあう現実世界を分析し、組織的に論じた国際政治の入門書。
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収録内容
1 | 序章 問題への視角(権力闘争の変質 |
2 | 国際政治の三つのレベル) |
3 | 第1章 軍備と平和(勢力均衡 |
4 | 軍備縮小 |
5 | 軍備規制と一方的段階的軍縮) |
6 | 第2章 経済交流と平和(経済と権力政治 |
7 | 権力政治と経済交流の分離 |
8 | エゴイズムと相互の利益) |
9 | 第3章 国際機構と平和(強制力の問題 |
10 | 世論の力 |
11 | 国際連合の意味) |
12 | 終章 平和国家と国際秩序(国際社会と国内体制 |
13 | 現実への対処) |
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